春季キャンプを行っている千葉ロッテマリーンズの昨季パリーグ新人王石川歩やドラフト2位の田中英祐、今江敏晃、岡田幸文、クルーズらが8日午後、市中央運動公園で市内の学童軟式野球チームから参加した総勢178人に直接、野球技術の手ほどきを行った。
同キャンプに合わせて毎年開催している少年野球教室(市主催)で、今回で8回目。子どもたちは投手と捕手組、内外野手組に分かれ、ピッチングや打撃の指導を受けた。
ブルペンでは、石川、田中、唐川侑己らが投球を指導、受ける捕手陣に吉田裕太らがアドバイスを行った。野手陣は内外野に分かれ、トスバッティングとノックを行われ、今江や岡田、クルーズらが指導した。
石川から指導を受けた真喜良サンウェーブの入米蔵大和君(真喜良小5年)は「怖いと思ったけど優しかった。もっと思い切り投げること、投球後に体全体が前にいくように投げるよう指導された。球が速くなった気がする」と手応えを感じたようだ。
少年アカハチの産賀磨南斗君(大浜小6年)は脇が開かないようにするためのバットの握り方について今江からアドバイスを受け、「いつもより打てるようになった。中学でもこのフォームで打てるようにものにしたい」と語った。