▽…20日、供用開始された小浜細崎地区の海業支援施設「くばざきの港家」。従来の機能に加え、製氷、調理、加工、販売、シャワーなどを新設。運営の中核を担うのは、細崎公民館の若手でつくる「細崎ま〜る新鮮隊」(比嘉誠隊長)。同隊は毎月1度、魚介類販売などを行う「くば丸市」を展開するなど活性化に取り組んでいる。町も同施設の運営に「若者のアイデアに期待」している。
▽…2000年からハーブの栽培、商品化、料理講習会などに取り組んできたNPO法人ジャパンハーブソサエティー八重山支部長の嵩西洋子さん。ハーブにかかわってから15年目にして全国大会の実現にこぎ着けた。ハーブの宝庫として八重山を全国に発信したいという。自ら思い描く「ハーブリゾート」に夢が膨らむ。
▽…自衛隊配備に伴う工事で地域への経済効果が期待された与那国町だが、地域の商店や飲食店の利用は思うように伸びていないようだ。商店側ではどんな品をどれだけ取りそろえればいいのか分からないなど、情報が不足。3月から5月にかけては工事関係者の増加が予想されているだけに、両者をつなぐ商工会などの受け皿づくりが急務となっている。