飲酒運転の防止と自転車の走行ルールを呼びかけようと、交通安全クリスマス作戦(主催・石垣市交通安全推進協議会、八重山地区交通安全協会、八重山警察署)が25日午後、市内真栄里の大型スーパーで実施された。
この日は、関係する機関、団体から約15人が参加。自転車安全利用5則と飲酒運転の防止を呼びかけるチラシ100枚を用意。また、クリスマスプレゼント用のお菓子の詰め合わせ300袋も準備し、買い物客に配布。
チラシを受け取った市内に住む女性(19)は「自転車ルールの一部改正は知っていた。しっかりとした運転ルールとマナーを守りたい」と話した。
同地区交通安全協会の野原裕佳会長は「自転車の2人乗りや走行中の携帯電話の使用は検挙される。自転車のルールを徹底してほしい」と願い、与那覇長次交通課長は「二日酔い運転が多発しているのが現状。翌朝の事を考えて適度な飲酒を心がけてほしい。自転車は道路の左端を走るのが新しい原則」と呼びかけた。
八重山署によると、今年1月から12月24日までの人身事故件数は暫定値で115件(昨年比43件減)、うち飲酒が絡んだ事故が3件(同1件減)、検挙件数は81件(同14件増)となっている。