「県民の良識が示された」-。県知事選と同じ「オール沖縄」の枠組みで戦った四つの選挙区で2区、3区、1区に続き、4区の仲里利信氏が当選を確実にすると、後援会石垣支部事務所は「やった。全員当選だ」と沸き返った。選対本部長の高嶺善伸県議が「県民を裏切る政治家は許さないという結果が出た」と勝利宣言、万歳を何度も繰り返して喜びを分かち合った。
最初の当確が出たのは午後8時。接戦が予想されていただけに、集まった支持者もわずか6人と少なく、「出た、出た」と驚きの声。選対本部から「万歳はもう1社から当確が出るまで」と指示を受けて待機、今か今かと待ち続けた。
午後10時20分ごろ、他社の当確が出ると勝利を確信。テレビに映し出される仲里氏とともに万歳。「うれしい」「あらためて沖縄県民で良かった」「いい正月を迎えられる」と喜びを分かち合った。
後援会八重山支部選対本部長の高嶺県議は「沖縄の良識が1区から4区の全勝につながった。知事選の勢いで、新知事と連携できる国会議員を送ろうとオール沖縄の枠組みが見事な結果を生み出した。公約を破って政府の言いなりになり、県民を裏切る政治家は許さないという結果が出た」と宣言。
うまんちゅの会石垣支部の黒島美岐子共同代表は「全力疾走でゴールテープを切ることができた」と喜んだ。