【山口市・砂川孫優記者】14日の全国中学校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、日本中学校体育連盟など主催)へ出場する大浜中学校男子駅伝チーム(崎田尚孝監督)が11日午後、会場の山口市に到着した。1年ぶりの舞台に島袋太佑主将(3年)は「昨年の悔しさを思い出す。リベンジする」と気持ちを高ぶらせている。
チームはこの日、午前9時に飛行機で南ぬ島石垣空港を出発。新幹線を乗り継いで山口入り。会場の山口県セミナーパーク・クロスカントリーコースには同日午後3時に到着した。気温は10度。風のない曇り空。
コースの試走時間は午後4時までとなっており、この日は移動の疲れもあることから、選手らは一周3㌔のコースを走らずに歩いて体をほぐした。
その後、宿泊先のホテルに戻り、筋力トレーニング。軽めのメニューでこの日の練習を終えた。
チームは12日から本格的にコースを試走して最終調整を行う。崎田監督は同日夕、14日のオーダーを選手たちに伝えることにしている。
前回大会に続いて2度目の全国大会出場となる大城岳(3年)は「この舞台にまたこられた。走れる喜びと楽しみな気持ちがある。もう一度全国の舞台で自分の走りをみせたい」と意気込んだ。
初めて全国大会に出場する井戸天馬(2年)は「アップダウンが多いコースで楽しそう。全国のレベルは高いが、粘りの走りをみせたい。意外と寒く感じない」と語った。
崎田監督は「1年ぶりにこの舞台に戻ってこられて気持ちが引き締まる。12日の夕方に現時点でのベストメンバーを発表する。ここまでやってきたすべての力を出すだけだ」と語った。
大会は13日午後3時30分から維新百年記念公園スポーツ文化センター・アリーナで開会式。大浜中が出場する男子は14日午後12時15分号砲。