14日投開票の衆院選で沖縄4区に立候補している無所属新人の仲里利信氏の八重山地区総決起大会が6日夜、石垣市中央運動公園屋内練習場で行われた。県知事選で当選した翁長雄志氏ら弁士が「沖縄の民意をあらためて示そう」「平和を希求し、ぶれない、信念のある仲里さんを国政に送ろう」「公約違反の審判を下そう」と呼びかけ、仲里氏は「戦争につながる新辺野古基地を認める公約違反は、絶対に許さない」と決意を示した。
会場には、県知事選での翁長陣営と同じ緑のはちまきを締めた支持者が集まった。
八重山地区選対本部長の高嶺善伸県議は「公約を守る人を選ぶのか、破る人を選ぶのかの選挙だ。平和を希求するぶれない政治家、消費税増税やTPPに反対し、離島の生活を守る仲里さんを国政に送ろう」と訴えた。
県知事選で当選した翁長氏も「オール沖縄の原点、私の政治の原点が仲里さんだ」と支持を求めた。
このほか、ひやみかちうまんちゅの会事務総長の安慶田光男那覇市議、同会副本部長の平良朝敬氏、同会顧問の大浜長照元石垣市長、比嘉京子県議、神里幸雄後援会長が次々とマイクを握り、「誇りと尊厳のある人、自己決定権を取り戻せる人、建白書を守る人、翁長を支える人を選ばなければならない」「公約破りの政治家に民意で審判を下すべきだ」と声を張り上げた。
最後に崎元俊男与那国町議に合わせて「団結頑張ろう」を三唱した。