石垣市総合体育館北方の市道シードー線沿いで、警察官の制服を着けた石垣市公認キャラクターの「ぱいーぐる」が、ドライバーの安全運転に監視の目を光らせている。
ぱいーぐるは、県の新川河川橋梁整備工事を請け負った㈱米盛建設工業が9月下旬に設置したもの。「交通安全」と書き入れたタスキをかけ、敬礼する格好で、安全運転を呼びかけている。
県八重山土木事務所河川都市港湾班によると、ぴさい橋の通行者がシードー線を横断する場合、テニスコート前の横断歩道まで行かなければならないため、子どもたちの通学路の安全を確保しようと設置してもらったという。
同社は、同様のマスコットを製作したことのある安里隆さん(71)に製作を依頼。安里さんは2、3週間かけ手作りのマスコットを完成させた。
安里さんは「ドライバーがスピードを落とし、交通安全を心がけてくれれば」と願い、同社の担当者は「子どもたちの交通安全に役立てばうれしい。市のマスコットなので、観光客にもPRできるのではないか」と話している。