高円宮杯第66回全日本中学校英語弁論大会八重山地区予選大会(八重山地区中学校英語教育研究会主催)が13日午後、石垣市民会館中ホールで開かれ、「Living on」をテーマに発表した新里恋さん(白保3年)が最優秀賞、鈴木なつみさん(伊原間3年)と古見謙太郎君(与那国3年)が優秀賞に選ばれた。3人は10月13日に那覇市の沖縄産業支援センターで開かれる県大会に地区代表として出場する。
石垣市6校、竹富町4校、与那国町1校から11人が出場。
新里さんは、特別支援学校の交流学習で出会い、亡くなった一人の少女から学んだことを発表。「きょうという日は二度と来ない。ベストを尽くすこと、毎日を目いっぱい生きることの意義を彼女から教えてもらった」と結び、挑戦することの大切さを訴えた。
新里さんは「まさか最優秀を取れるとは思わなかった。あまり自信はないが、県大会まで全身全霊で取り組みたい」と抱負。
鈴木さんは「もっと発音をきれいにし、自分のできるところまで頑張りたい」、古見君は「審査員のアドバイスをしっかり受け止め、もっと滑らかに発表できるようにしたい」とそれぞれ意欲を語った。
小山和成審査委員長(八重山農林高校英語科教諭)は「いろんなスピーチがあり、混戦だった。言葉と気持ちをいかにつなげて観客に発表できるかがポイント。3人はそれが素晴らしかった」などと講評した。
優秀賞の演題は次の通り。
鈴木なつみ「One Sky、One World」、古見謙太郎「Independence」