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ハブ咬症に注意 八重山

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八重山に生息するサキシマハブ(沖縄県衛生環境研究所提供)

 9月から11月にかけハブの行動が活発化することから、県はハブ咬症被害に遭わないよう注意を呼びかけている。ことしのハブ咬症防止運動として取り組んでいるもの。期間中は見通しの悪い道路での草刈りや捕獲も予定している。

 県薬務疾病対策課によると、年間100人前後のハブ咬症患者が発生。過去10年間の統計では、気温が下がり涼しくなる9月から11月の3カ月間に多発しているという。

 サキシマハブによる昨年のハブ咬症患者は石垣市で13件(前年比9件減)、竹富町で4件(同6件減)あった。屋外での草刈りや農作業の最中に被害に遭うケースが多いが、通行中の被害も報告されている。

 石垣市環境課は「大雨の影響で土砂や雨水と一緒にハブが流れ、市街地に出没するケースもある」と指摘。

 県薬務疾病対策課は「サキシマハブは県内に生息するハブの中で最も弱毒性だが、山へのレジャーなどの際はハブとの接触に十分注意してほしい」と注意を促している。


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