▽…「備えあれば憂いなし」。いざという時に必要とされる自動体外式除細動器(AED)だが、適正な設置場所をめぐり、地元住民は疑問符を投げつける。「事故多発の場所には設置せず、非常時には公民館の中。誰を助けるための機器なのか」。「自助・共助・公助」は言葉だけ、と厳しい口調。
▽…落雷による電気系統の故障で平喜名揚水機場から送られる農業用水が14日、宮良地区など約500㌶の土地改良農地でストップした。50年以上、農業を営む多良間健一さんは降雨に期待する。「雨水とスプリンクラーの水では作物の出来に差がある。雨水には栄養分があるのか葉の色も良くなる」と言い、「でも天気は自分の思うようにはいかないからね」と苦笑い。
▽…本年度の第1回移動献血は目標を達成できたが、若者の献血が少ないという。献血の年齢制限は2011年度、18歳から17歳に引き下げられた。ところが、朝食を食べなかったり、食事をサプリメントだけで済ませたりしてしまう生徒が、献血不可となるケースがあるという。若者の献血を増やすためにも、食育や生活改善の取り組みが必要なのかもしれない。