八重山農林高校環境工学部(新城弘樹部長、部員7人)が今月9日、北海道夕張郡栗山町で行われた「第21回コカ・コーラ環境教育賞」(公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団主催)の次世代支援部門で優秀校4校のうちの1校に選ばれた。
同部門には全国28団体から選ばれた小学校から高校までの5団体が9日の最終選考会に臨んだ。八重農は自然環境保全への赤土対策の実績と成果、今後の企画などを発表し、地域活性化のモデルの一つと評価された。
最終選考会でプレゼンテーションを行った與那城礼さん(アグリフード科2年)と知花萌香さん(ライフスキル科2年)が13日午後、渡久山修校長、大城匡司教諭とともに八重山教育事務所を訪れ、黒島一哉教育長に報告した。
與那城さんは「高いレベルの発表の中から選ばれてうれしい」、知花さんは「全国から来た意識の高い生徒たちと交流ができ、いい体験になった」とそれぞれ感想を述べた。
黒島教育長は「活動の成果を地域の人たちにも知らせ、活動をより充実させていってほしい」と激励した。
同賞では昨年、「白保魚湧く海保全協議会」が活動表彰部門で最高賞の大賞に選ばれており、八重山から2年連続の受賞となった。