26日に豊見城市民会館で開かれた2013年度県文化協会賞授賞式で表彰された功労賞の長田政一さん(82)=石垣市大川=、奨励賞の上地和雄さん(64)=同登野城=、団体賞の石垣市青年団協議会(宮良美香会長)を祝福する祝賀会が1日夜、市内ホテルで開かれた。
長田さんは石垣市文化協会結成当初から会員として現在に至るまで19年間、発展のために尽力。上地さんは2002年に市文化協会の食文化部会を設立し、薬草や郷土料理の発掘、継承に努めた。同協議会は7単位青年会の文化活動や、民具講座の開講、各種行事への参加などが評価された。
石垣市文化協会の石垣久雄会長はそれぞれの功績を紹介し、「今日は一緒に受賞を喜びたい」と激励。中山義隆市長(玉津博克教育長代読)が祝辞を述べた。
長田さんは「今後も会員一同の活躍と協会のさらなる発展を祈っている」、上地さんは「多くの人に支えられ、一人では取れなかった。本当にありがたい」、宮良会長は「受賞は多くの方々の力添えがあったからこそ。今後も力強く活動していきたい」とそれぞれ喜びを語った。
舞台では、長田さんが製作した衣装を石垣在小浜郷友会の会員らが身に着け、「鷲ぬ鳥節」を披露。古謡部会やいしゃなぎら青年会などの余興も繰り広げられ、盛り上がった。