長年の活動を通して交通安全に多大な貢献を果たしたとして石垣市大浜の普天間勲さん(75)が交通栄誉章「緑十字金章」、市内新栄町の浦崎泰弘さん(75)が「同銀章」を受けた。同章は警察庁長官と全日本交通安全協会長の連名。八重山署で8日、与那嶺一文署長から2人に伝達された。また、普天間さんの伴侶・団ひろさん(75)と、浦崎さんの妻・カツ子さん(72)に同会長名の感謝状が伝達された。
普天間さんは1978年に石垣市交通指導員、81年に八重山地区交通安全協会の理事となり、現在まで街頭指導や交通整理など交通安全活動に励んでいる。表彰を受け「長年頑張ってきてよかった。これからも今まで通り頑張りたい」と笑顔を見せた。
浦崎さんは95年に交通安全活動推進委員の委嘱を受け、現在まで登校時の児童の街頭指導や見守り活動を続けている。受章について「自分一人のものではなく、推進委員全員の受章。これからも地域や八重山署と協力し頑張りたい」と語った。
1月17日に東京の文京シビックホールで開かれた第59回交通安全運動中央大会で表彰式があった。
伝達式で与那嶺署長は「皆さんが長年献身的に取り組んでくれたおかげで、八重山では交通事故死亡事故ゼロが3年以上継続している。これからも続けていきたいので協力してほしい」と深く感謝した。