第127回春季軟式野球中央大会(主催・沖縄県野球連盟、沖縄タイムス社)のB級の部は13日、準決勝、決勝を東風平運動公園野球場で行い、八重山代表の「ゆんたく居酒屋ぶんじ」が決勝で中部南代表のテンポンドジャパンを4-1で下し、優勝した。県制覇を果たした「ぶんじ」は、5月16-19日まで和歌山県で開催される第36回西日本軟式野球大会1部に出場する。八重山勢が県代表になるのは、2001年の夏季大会で優勝した石垣市消防野球クラブ(C級)が第45回全日本軟式野球大会に派遣されて以来13年ぶり。
「ぶんじ」は準決勝で北部地区代表の久志ベースボールクラブと対戦。中盤までに7点を奪い、試合を決めた。
決勝戦では、初回に先制すると、四回に4番玉城啓一の適時三塁打などで3点追加した。先発の大城政十投手が相手打線を1点に抑えた。
「ぶんじ」からは殊勲賞に大城政十、打撃賞1位に打率6割の當山喜之、同2位に4割2分9厘の玉城啓一が選ばれた。
【準決勝】
久志ベースボールクラブ(北)
000 002 000-2
120 130 00×-7
ゆんたく居酒屋ぶんじ(八)
(久)大城龍、島袋-池宮
(ゆ)大城、奥平-川平
▽二塁打=大城章、池宮、島袋(以上久)、玉城(ゆ)
【決勝】
ゆんたく居酒屋ぶんじ(八)
100 300 000-4
000 100 000-1
テンポンドジャパン(中部南)
(ゆ)大城-川平
(テ)喜納、仲本-山内健
▽三塁打=玉城(ゆ)
▽二塁打=新川(テ)