八重山マリンレジャー事業協同組合(藤井成児理事長)は11月30日、名蔵湾で「海中清掃によるサンゴ礁保全活動」を実施した。
県サンゴ礁保全再生事業の支援を受けて同組合が3年前から取り組んでいるもので、今回は八重山商工高校の生徒5人と同組合員10数人が参加。
2ダイブで名蔵湾の海中にあるサンゴ礁を清掃し、サンゴにかかっている釣り糸を一つ一つ丁寧に外し、海底に沈んでいる空き缶やペットボトル、タイヤや釣り具などを回収した。
藤井理事長は「海中のごみは漁具や釣り具など地元のものが多く、誰かがとらないとだんだんサンゴに取り込まれて回収できなくなる。他府県からも多くのダイバーが来るので、きれいなサンゴ礁を見てもらえるように取り組んでいきたい」と話した。