【うるま】第35回県商業高校英語スピーチコンテスト(県商業教育研究会主催)が25日、具志川商業高校で行われ、県内41人の生徒が英語のスピーチに熱弁を振るった。八重山から参加した八重山商工高校の仲里湖南さん(商業科観光コース3年)がスピーチの部で優秀賞を受賞した。レシテーションの部には、同校の小田島汐音さん(同2年)と砂川寿三さん(同)が参加した。
仲里さんは「SMALL STEPS TOWARDS ONE BIG STEP」の演題で発表。
多くの観光客がやってくる石垣島で文化の違いから島民との間に溝があると感じている仲里さんは「悪い印象はその国のすべての人に当てはまるわけではない」と強調。その国のことをよく知るために「相手の国の言葉であいさつをすることから始めよう」と訴えた。
発表を終えた仲里さんは「ベストを尽くすことができ、賞がとれてうれしい。進学後は中国語を専攻したい」と異文化交流に意欲を燃やした。