【福井】13日から3日間、福井県で開かれた「第18回全国障害者スポーツ大会福井しあわせ元気大会2018」(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会など主催)に、沖縄県代表として出場した川満良人さん(33)=石垣市大浜=が陸上競技のソフトボール投げで2位、前津隆規さん(24)=同=がフライングディスク競技で3位に入賞した。
川満さんは27㍍21の記録で見事銀メダルを獲得。前津さんは、直径23.5㌢、重量100㌘程度のプラスチック製のディスクを投げて、7㍍先の円形ゴールを通過した枚数で競う「アキュラシーディスリート7」に出場。10回中5回の達成で3位に食い込んだ。
同競技に出場した大川吉彦さん(54)=大川=は4点を獲得して5位だった。
川満さんは「初出場の全国大会で2位を取れてうれしい。来年も選ばれたら行きたい」と意欲。
前津さんは「3位に入れてうれしかった。大会にはたくさん人がいた。来年10月ごろに開かれる『県ゆうあいスポーツ大会』にも出て、また全国大会に出たい」、大川さんは「昨年はボウリングに出場し、今回初めてフライングディスク競技に挑戦した。風が強くて、動きを読むのに苦労した。来年の県ゆうあいスポーツ大会に向けて頑張っていきたい」と語った。
同大会は、障がい者スポーツの全国的な祭典。国民体育大会開催県で、国体終了後の3日間、開かれる。