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八重山、那覇に次ぎ高い 2015年度市町村民所得

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 【那覇】県統計課が10日、発表した2015年度の市町村民所得によると本島北部、中部、南部、那覇、宮古、八重山の地域別の1人当たり市町村民所得は、八重山が前年度から11万円(5・0%)増の232万8000円で那覇の243万7000円に次いで2番目に高かった。市町村別では、石垣市は4・2%増の227万9000円、竹富町は4・4%増の228万9000円だった。与那国町は、陸上自衛隊駐屯地建設工事を背景に19・8%増の367万2000円でいずれも県の平均216万6000円を上回った。

 石垣市の1人当たりの市町村民所得は、新石垣空港開港の2013年以降、3年連続増、竹富町は昨年の3・5%減から4・4%増に転じた。与那国町は09年度から7年連続増加しており、13年度と15年度は2桁の大幅増を示した。

 1人当たりの市町村民所得は、雇用者報酬と財産所得、企業所得の合計を人口で割って算出。企業所得も含まれるため、個人の収入額とは異なっている。

 各市町村の年間経済活動で新たに生み出された付加価値を生産と分配の両面を把握する市町村民所得(分配)は、石垣市が1084億1300万円で全41市町村中9番目、竹富町は91億5100万円で29番目、与那国町は67億6800万円で30番目だった。トップは那覇市の7786億900万円。

 年間生産活動で新たに生み出された付加価値の貨幣評価額を示す市町村内総生産は、石垣市が1552億2100万円(前年度比5・0%増)で7番目、竹富町は160億8200万円(同1・9増)で25番目。陸上自衛隊駐屯地建設工事が一段落した与那国町は、1人当たり市町村民所得は工事の余波で増加したが、市町村内総生産は全市町村で最も高い伸びを示した14年度から15・3%減の61億9400万円で32番目だった。


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