【那覇】9月30日投開票の県議補選の当選証書付与式が4日、県庁で行われ、石垣市区(欠員1)で初当選した自民公認の新人、大浜一郎氏(56)=公明、維新推薦=が県選挙管理委員会の当山尚幸委員長から証書を受けた。取材に「県民の負託を受けて議員になった。公約のひとつひとつを実現できるよう頑張っていきたい」と意気込みを語った。
大浜氏は「離島の振興なくして沖縄の振興はない」と強調。「観光が育ちつつある八重山では、しっかりした受け入れ態勢として、狭隘化している空港と港を整備しなければならない。また、見通しのつかない空港のアクセス道路の整備もしっかり推進していく」と述べた。
今月、開院した県立八重山病院については「機能だけでなく内容の充実が必要。しっかり精査して予算を付けられるよう取り組んでいきたい」と決意を新たにした。
当山委員長は「県民の代表者として平和と安全、経済、福祉のため県議会議員の職責を果たすよう期待する」と激励した。